各団にもよりますが、10月や5月ごろは小学5年生がカブスカウトからボーイスカウトに上進して初めてのキャンプがあったりします。
初めての子供だけのキャンプはドキドキしますね。気温も地域によってはとても寒かったりします。初めてのキャンプで不安もいっぱいの中、寒いと余計に寝れなくなります。かと言ってあまり快適温度が低い極寒用の寝袋を持たせてもかさばるし値段も高いしどうしようかお悩みの親御さんも多いと思います。
そこで初心者向けにモンベルの寝袋を基準に初めての寝袋をどのような基準で決めるか試行錯誤してみましょう。
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キャンプ場の気温から寝袋を試行錯誤

寝袋には、快適温度と限界温度が表記されています。快適温度とは、その寝袋で快適に眠れる温度のことで、外気温が何℃まで心地よく使用できるかという数値です。一方、限界温度は、その温度までであれば使用可能であるという数値です。
ここで地域によって大きく差はありますが、ちょっと寒いくらいの気温を基準にしてみましょう。
朝方の日の出前の時間が一番気温が下がるその日の最低気温です。それを7℃としましょう。
最低気温7℃で寝袋を試行錯誤

モンベルのバロウバッグ#3は、快適温度が6℃、限界温度が1℃で、中綿にはエクセロフト®を使用しています。総重量は1085g(スタッフバッグ含む)、収納サイズは径18×36cm(7.3L)です。
バロウバッグ3は、軽量でありながら保温性に優れており、登山やトレッキングなどのアクティビティに適しています。間違いのない商品です。
しかし、私が思うに子供がリュックにつめて運ぶには収納サイズが若干大きいです。それならば次に紹介する組み合わせで子供の成長が見込めます
寝袋のグレードを試行錯誤

バロウバッグ#3の次のグレードはバロウバッグ#5です。それではスペックを見てみましょう
バロウバッグ#5は快適温度が9℃、限界温度が4℃で、中綿にはエクセロフト®を使用しています。総重量は902g(スタッフバッグ含む)、収納サイズは径16×32cm(5.1L)です。
バロウバッグ#5は#3に比べて、総重量は183g軽く、収納サイズは2L以上小さくなっています。しかし快適温度と限界温度が3℃高く、今回設定した最低温度7℃を上回っています。子供の体は小さく、大人よりもより寒く感じます。そこでシュラフカバーを組み合わせます
シュラフカバーを試行錯誤

SOL(ソル)エスケープヴィヴィです。夏場ならこれ一枚で過ごせるくらいの耐久性と防水性です。材質は アルミ蒸着加工を施した特殊フィルム+ポリエステルシートなので保温力もバッチリです。
実際に小学4年制の女子はこの装備で雨のキャンプを無事に帰ってきました。
